ポルトベーリョの日本の夜。①

明けて土曜日。

午前中は、果物のみ食べてひたすら眠る。
汗かいて悪いもんを外に出すんだ。
午後からはお手伝い再開。

ポルトベーリョの日本の夜。①

8時からイベントが始まるというのに大丈夫かな?と心配しつつ
きゅうりを切り、野菜を炒め
春雨を茹で、その合間に弾き語りのリハーサルを行う。

ポルトベーリョの日本の夜。①

ポルトベーリョの日本の夜。①

ポルトベーリョの日本の夜。①

あっという間に時間が過ぎ、午後8時になった。

去年のイベントは、マナウスから太鼓グループを呼び、わしも歌を歌った。
マナウス総領事館からお借りした日本人形や兜なども展示し、
寿司や焼きそばなどの料理をふるまった。豆腐も一からみんなで作ったっけ。

今年は、ミサキ先生率いる太鼓チームの演奏がある。

当初は、太鼓を購入するお金もなかったから、
ジャングルに入って太い竹を切りだしてきて
それで太鼓(のようなもの)を作った。
竹の太鼓は高音がキツイし、粉塵も飛びまくる。
喉をやられながらもミサキ先生は懸命に練習を続けてきたのだ。
そのうち、理解者・応援者も現れ本物の太鼓を購入することになった。
今回のイベントは、そんなグループの初舞台なのだ。

さらにミサキ先生は、よさこいソーランのグループもスタートさせた。
毎日の授業(一日5時間という日もざらにある)の合間を縫って
この数か月間、みんなで練習を続けてきた。

そして、いよいよイベントがスタートした。

マルレイニ会長の挨拶からスタート。
去年のイベントも音が出なかったりとトラブル続きだったが
今回も段取りはあまりいいとは言えない…。

わしはもう慣れっこになってるので『いつでも来いよスタンバイ!(byシルバースターズ)』
と心の準備もできておる。

ほら。いきなりふられた。

「最初、トシミ先生の歌ですから。あとからもう一回ステージがあると思いますー。」

何分間のステージかなんてのは当日になってバンバン変わってく。
演奏者にとってはどこに見せ場を持っていくかが非常に大事なんだけど
その辺のさじ加減が難しい…。

この日、わしはストラップ(ポルトガル語ではalçaって言うそうだ)を
忘れてきてしまった。立って弾くのと座って弾くのでは大違い。どないしよ。
そこに追い打ちをかけるような衝撃の事実。
マイクスタンドがありませーん。

うんうん。以前もそうだった!
ここポルトベーリョのイベントでマイクを箒の柄に
ガムテープでぐるぐる巻きにして演奏したことがあったっけ。

ステージが始まる前に
日系クラブのトシミさん(同じ名前のひとがいるのだ!)にお願いして
ストラップとスタンドを用意するよう頼んでおいた。

ショースタート。

残念ながらストラップは間に合わなかった。

スタンドあるからいいじゃーん。
地元TV局のカメラも入っておった。

ポルトベーリョの日本の夜。①

ImagineにLet it beになごり雪といういつものパターンから
Jorge e Mateusに島んちゅぬ宝で第一部終了。
まあまあの盛り上がりかな。

お客さんは500人以上。関係者を合わせたら600人近くになるからずいぶんと盛況だった。

ポルトベーリョの日本の夜。①



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