わしは、フォーク世代ではないし
フォーク世代の兄や姉がいたわけでもないので
陽水や拓郎、泉谷なんてのは
通ってきていない。
ただ、小学生の高学年
一時期ちょっとだけ知り合いのお兄さんに
陽水だったか拓郎だったか忘れたけど、
何か聞かせてもらった覚えがある。
「泳ぐ、魚の群れに♪」とか
「まいに~ち吹雪吹雪、氷の世界~♪」とかね。
いわゆる70年代どフォーク(かぐや姫など)は
誰かのカバーだったり、BS懐かしのフォーク全集みたいなので
知ってるだけであまり詳しくないのだ。
自分の音楽暦を振り返ってみると
小学5年生に聴き始めた
洋楽のトップ40や英米のハードロック
それからジャパニーズヘヴィメタルの他には…
中学時代のぼくのカセットレコーダーからは
アリスやオフコースが流れていたし
高校の時には
ザ・モッズやスターリン、ゲルニカなんかを
よく聴いていた。
でも、あくまでメインは外国産のロックだったのだ。
これはもう狂ったように聴いた。(今でもそうだよなあ)
大学の時に
ぼくは「軽音楽同好会」というサークルに入っていたのだけど
キャンパスには、まるで対極に位置する団体があった。
フォークソングをこよなく愛する「南極越冬隊」である。
地味で野暮ったい曲を演奏する人が多かった団体で
実は、彼らのライヴを見るのがとても好きだった。
きっと、それは言葉を大事にしているからなのだな。
ええ加減な英語の歌詞でかっこつけてるよか
1億倍以上感動が違う。
しかも、歪みなしのギターで歌っちゃう潔さ。
今やっとそのよさがわかってきたような気がする。
そんなことを考えながら今日のフォークジャンボリーを
朝から楽しんだ。
SWAMP WATER。
今日のセットリストはこんな感じ。
1.不思議の花
2.君は薔薇より美しい
3.imagine~let it be~なごり雪
4.ふたりぽっち
20分間にすべてを詰め込んだ。
洋楽に影響を受けつつ
日本語詞も大事にしたい。
ロック仲間だけでなく、フォーク仲間も大事にしたい。
若い人も古い人も(失礼!)みんな楽しめますように!
カバーもオリジナルも
洋楽も邦楽も存分に楽しめますように。
去年は、怪我のため、たっちゃんのギター一本での演奏という
不完全なパフォーマンスだった。
今日は、その怨念と嬉しさとお客さんのパワーと
全てがもう、なんか一緒くたになって
ウワーっと渦巻いたような、そんなあっという間のステージだったよ。
代表のKAZさんとも話したんだけど
日本全国探してもこんなイベントやってるところはなかなかない。
今回で五回目のこのイベントを作り上げてきた
スタッフの皆さんの努力には、ホント頭が下がります。
本日集まった全てのお客さん、スタッフのみなさん、出演者のみなさん
そんでもって相棒のたっちゃんに感謝。
お疲れ様でした!楽しいイベントをありがとう。
写真1
昔のバンド仲間と、なんと!24年ぶりの再会。
だから音楽はやめられない!
写真2
新SWAMP WATER?
わしの後任ボーカリストは低音の魅力「MCしま~」さんで決定!
写真3
もの凄い数のお客さん。
「ウォーリーを探せ」に対抗。「としみんを探せ」!
写真4
客席にて。
自分達の出番が終わったらお客さんとして楽しむ!
写真5
バックステージにて80年製のヤイリを弾かせていただく。
これがまたでかくていい音なんだ!
楽屋の出演者のギターを全部合わせたら一体幾らになるんだろ??
写真6
大団円。
ちょっとうるっとなるね。
実は
今回、自分のステージ写真が一枚もないという
寂しい結果になっております。
写真や映像を撮った方がいましたら教えてちょうだいね!
さあ、こんな一日。
締めくくりはハードロックバンドREVERBのスタジオ練習でありました。