というわけで食後はそのFOIRN(ネグロ川インディオ協会連盟)に行ってみた。
なんだ。前の日に散策したときに通ったところじゃないか。
建物の奥には、もうひとつインディオの住みかを
もっと大きくしたようなスペースがある。
植物の皮で葺いた大きな屋根に、床は土間だ。
工事中の人に「ここは博物館かなにかに使うのですか?」と尋ねると
「いや、インディオたちが会議で使う場所なんだよ。」と教えてくれた。
会議イコール机と椅子という概念はここでは捨てたほうがいい。
さてFOIRN。
残念ながら、この日の営業は午前のみ。
改めて新年最初の月曜日にお邪魔することにした。
無事に許可書をもらえるといいんだけど。
時刻は最も暑い午後2時前。
乗合タクシーも走っていない。
FOIRNを出て、とりあえず浜辺を目指して歩くことにした。
途中、丘の上のカトリック教会も覗いてみた。
というかあまりにも暑くて教会に避難するより手がなかったのだ。
派手な装飾もステンドグラスもない田舎の教会。
これはこれで風情があるというもんだ。
坂を下るとそこは浜辺。
時間もあるし、船で川を渡るのも面白いかもしれない。
船頭に交渉して乗せてもらおう。
しかしながら浜辺にいた船の船頭は
「この船は、今日出発して明日戻る船なんだよー。」なんて言ってる。
そりゃ無理だ。
浜辺で大晦日に向けて特設ステージを準備している人たちの姿が見えた。
作業中のスタッフに
「今日、ファビオさんに7時においでって言われてるんだけど」と伝えると
「OK。待ってるよ。」って言われた。
◆FOIRNはネグロ川インディオ協会連盟。
◆民俗資料館かと思った建物はインディオの集会所だった。
◆丘の上のカトリック教会はいたってシンプル。
◆窓からはネグロ川が見える。
